「ツーリング」見出しへ
トップページへ

ツーリングに行ってきました 北海道編(2) July 2001
三日目

朝早く目がさめたので朝食をパスして最北端の稚内、宗谷岬を目指して走り出しました。天気の方はまあまあだったのですが、途中から雨が降り始め、ついに本降りに。今回のツーリングで唯一の本降りとなりました。一旦とまって雨具に着替えて走り出しましたが、今度はガソリンに余裕がなくなってきました。日曜早朝である上に留萌から先は町らしい町は殆どなく雨中でのガス欠の恐怖にさらされながらきわどいところで給油をして走り続けました。稚内を回って宗谷岬が近づいてくるころ(10時くらい)になってようやく雨があがりました。宗谷岬についたころには自慢のピカピカだったXJRは泥の焼き付け塗装状態で虹色に焼けたチタンのエキパイも真っ黒になってしまいました。とりあえず目標のひとつだった日本最北端の地に到着したので記念写真をと思ったら猛烈な風でデジカメも手を離したらどこへいくか分からない状態だったので、あきらめかけたことろに新婚さんのカメラの撮影係りを頼まれ、お返しに一枚とってもらいました。という訳でその一枚が今回の全工程6000kmを突破するツーリングの中の唯一僕の写っている写真となったのでした。お昼に「最北端食堂」で「最北端ラーメン(シーフードが入っているだけのいまいちなラーメン、1300円)」を食べて宿泊地の網走に向かいます。
天気は一転して快晴となり北海道の美しい風景とオホーツクの青い海を楽しみながらXJRは快調に走り続け網走に無事到着。ホテルのフロントの人が非常に親切でバイクをシャッター着きのガレージに特別に停めさせてくれました。これで安心して寝られます。大きいホテルで食事もついていたのですが、味はいまいちで追加で3000円も出して注文したうにも全く期待はずれでした。やっぱり大きいホテルには限界があるのでしょう。教訓2。「大きいホテルの食事に期待してはいけない」。温泉はとても広くてサウナもあり、バイクに理解のあるマッサージのおばさんとバイク談義に盛り上がって三日目も無事終了。走行約500km。

四日目
ずっと海岸沿いを走ってきたので四日目は少し内陸を走りながら苫小牧を目指します。阿寒湖を抜けて久しぶりのワインディング・ロードへ。JXRの実力を発揮して風のように北海道の峠道を走り抜け釧路に到着。そろそろお昼にしようかと思っていたところに大きなかにの卸売り屋さんの看板を見つけました。小売もしているかも知れないと思い、入ってみると店内にちょっとだけテーブルがあり、その場で食べられるとのこと。3800円のゆでたてのたらばがにを食べてみたらそれがまた本当に美味しく、人生40年、かにがこんなに美味しいもんだとは知りませんでした。表現力のなさが悔やまれるばかりですが、実に思い出に残るかにでした。あのかに食べたさでまた初夏の北海道に行くに違いないと確信して釧路をあとにします。
フェリーの時間が遅いのですこし遠回りをすることにして森進一で有名になった「えりも岬」を目指しましたが、着いてみるとこれがまた凄い霧で3m前も見えないような状態でした。仕方がないので夕張メロンアイスを食べて岬を見れないまま後にしました。しばらく(といっても50kmくらいは走るのですが)行ってからレコードの湯とかいう意味不明な名前の温泉に浸かって目的地の苫小牧へ、港についてバイクを停めると隣に泊まったバイクはなんとモンキー50。思わず「これで北海道をツーリングしたんですか?」と聞いてしまいました。モンキーはせいぜい時速50kmくらいしか出ないので普通に時速80km-100kmくらいで流れている北海道はかなりつらかっただろうと思ったらやはり途中で壊れてしまい、レンタカーで回ったとのことでした。その隣に目をやると今度はスクーターのホンダ・リード100。同じ質問をしたところリストラにあったので職を探しに北海道にきたとのことでした。交通費を総合的に考えるとスクーター+フェリーが安いからというのが理由のようでした。手取り17万円の仕事は探せなかったとがっかりされておられました。なぜわざわざ北海道で職探しかとも思いましたが、さすがにばつが悪くなって待合室で一休み。フェリーは一等客室を借りたのでとても快適でテレビを見たり大浴場で海を見ながらお湯に浸かったり本を読んだりしながら呑気に20時間を過ごし、船は無事に大洗港に着きました。常磐道をゆっくり走って無事帰宅。総走行距離2250kmに及ぶ北海道ツーリングは捕まることも事故ることもなく無事に終わったのでした。今度はBMWで行こうっと。