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ツーリング日記(思い出編) Aug 2001
今回はちょっと昔のツーリングの話です。 昔といっても一年も経ってないのでたいしたことはないのですが・・・
バイクツーリングにはいろいろありまして高速カッ飛び派とか 林道オフロード派とかタンデム派とか下道派とかなかには土砂降りの中を走るのが好 きなんていう マゾっぽい人もいます。
最近の僕はもっぱら高速道路を使った長距離ツーリングが好きで、一旦走りだすと 140〜150キロくらい (おまわりさんには内緒。ちなみに最近スカイラインのテールが丸目でなくなったの で、覆面パトの判別が面倒) で、ガソリンがなくなるまで休憩もしないといった走り方となっています。休憩のお 供はサービスエリアの ピリ辛イカ味かまぼこで、日本中のSAで食べました。ちなみにどこで食べても味は殆 ど同じです。

BMWはこういった使い方には実に適切で(アウトバーン高速ツーリング用に作られたのですから当然といえば当然ですが)じゃあ高速一筆書き日帰りツーリングに行こうと思い、地図をみていたら調布インターから首都高速を通って東名に入り、名古屋までいって中央高速で帰ってくれば高速を降りずに一筆書きができると思い、ちょっと距離が長いけど行っちゃえということで走りだしました。相棒に選んだのは福島鮨ツーリングの時も登場したBMW100RSです。

東名高速名古屋あたりまでは快調で、快調にオドメーターの数字は増えていきます。お土産に名古屋コーチン味カールを買ったところまでは良かったのですが、なんと名古屋の前から諏訪湖すぎまで思いっきり雨で、さすがに参りました。道も瀧みたいになっていて教習所で教わったハイドロプレーニング現象の恐怖と戦いつつ走りつづけます。また、いくらフルカウルのBMWでもカッパも持ってなかった(天気予報では大丈夫そうだったのでした)ので諏訪湖SAに着いた頃には体もガチガチで、手のひらを見たら紫色になってました。手元には雨も風もあたらないBMでこれですから、 これでBWじゃなかったらどうなっていたことやら。

もともと諏訪湖SAの温泉は目的の一つだったのですが、お風呂のお湯が余計にありがたく感じました。もっとSA内温泉を増やして欲しい。ともかく、ゆっくりお風呂に浸かって手の色も元に戻り、生き返ったところで再出発です。
嬉しいことに諏訪湖を出てると間もなく、すっ かり雨も上がり、初冬の景色を楽しみながら帰ってきました。全走行距離は720kmくらいで、一日で走った距離としては史上二番目(作者注:その後の北海道ツーリングにより、3位に転落)となりました。

その時に「 今度は瀬戸大橋を渡ってみようかな。」と思ったのですが、その夢は約半年後に実現することになります。このお話はいずれまた。