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YAMAHA GX750 1977年モデル 1978年


これは三鷹の新川輪業さんで買ったバイクでした。確か前のオーナーが転んでどこかが歪んでしまったので、見捨てられそうになっていたので、僕が修理代を払って譲り受けたのでした。確かヤマハが最初に作ったシャフトドライブのバイクではなかったかと思います。当時はヤマハもシャフトドライブの技術に自信が無かったらしく、BMWからユニットごと購入して組み付けていました。当時はシャフトの癖を消す技術が無かったらしくアクセルを開け閉めする度に激しくバイクが上下したものです。その動きがバッタみたいだったので、バッタバイクと呼ばれてました。また、コーナーリング中にアクセルを下手に操作すると大変なことになってました。ちなみに初期型は集合管でしたが、僕が乗ってたのは二型の二本マフラーのタイプです。

この子は3気筒ということもあって低速トルクが強く、発進でよくホイールスピンしてました。そういえば大学時代に友人のラジオドラマで効果音としてのバイクの音を神代植物公園の前で録音したのもこの子でした。あ、東名高速でめちゃくちゃにハンドルが振られて死ぬほど怖い思いをしたのもこの子でした。いろいろ思い出しました。

空冷4ストDOHC2バルブ並列三気筒、総排気量747cc、最大出力60馬力、最大トルク6.0kg、乾燥重量230kg、初期型の発売は1976年で、1977型の新車価格は48万9000円