今回は中古で買ったGZP900Rの話です。バイクを降りるまでに一度は乗ってみたいバイクといえば、国産ではCB750four、Z2、SR、RZ、CB750F、GPZ900R、VMAX、GSX1100Sあたりですが、CB750four、Z2、SR、RZ、CB750Fはすでに乗ったので、GPZ900R、別名Ninja、トップガンにも登場したKawasakiの歴史的名車を選びました。実は忍者は約16回くらいモデルチェンジがありましたが、個人的にはA6型までのデザインが好きでした。というのもA6まではフロントホイールは16インチでしたが、A7からは17インチとなって格好悪くなってしまったのです。というわけでA6までの中古を探したのですが、A6は89年型であるため、13歳のお年寄りとなります。買ったあともさすがにトラブルが続出でしたが、ひとつひとつ直していってすっかり調子が良くなりました。
新潟の温泉旅行などいろいろ走ったあと、熊本の友人が譲ってほしいといってくれたため、最後のツーリングは真冬の1500km、根性ツーリングとなりました。 一泊二日で一日平均750km、宿敵本州四国連絡橋を通って、全工程を自走して新しいオーナーに手渡しました。帰りは飛行機でなんとたったの一時間半、やっぱり文明の利器にはかなわないと実感して帰宅いたしました。ちなみにほとんど14歳の忍者君は真冬の中を1500kmノントラブルで走りきりました。写真はその最後のツーリングの時のものです。
水冷４ストDOHC4バルブ並列四気筒、最大出力110馬力、最大トルク8.7kg、乾燥重量228kg、初期型の発売は1984年、1989年モデルの新車価格は逆輸入車のため不明