Yamaha R1-Z 1990年モデル | 2017年07月〜2019年11月 3800km 〜 |
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![]() ガソリンタンクの錆取りとコーティング、エンジン内部の洗浄、シリンダーの表面整えて、キャブレターのOH、インシュレーター交換したところで無事エンジンに火が入りました。キャブの状態から推測するに15年はエンジンかけてなかったと思います。という訳でフロントブレーキOHして保険に入って試運転。思ったより低速トルクがあって乗りやすい。 順調に修理ができたなあと思っていたらなんだか右のシリンダーからやたらと白煙が出始めます。どうもクランクシャフトのオイルシールからオイルを吸っているみたいです。とりあえずオイルシールだけ交換しようかなどと甘いことを思っていたら2気筒エンジンなのでクランクケースが上下分割でオイルシールだけ交換するのは無理でした。クランク割るとなるとエンジン降ろさないといけないわけで、覚悟して作業を始めました。 作業ついでにシリンダーを井上ボーリングのICBMにすることに。井上さんはとても親切に対応していただきました。納期が3ヶ月なので気長に待ちます。 |
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![]() せっかくなのでクランクシャフトも井上さんで分解芯出ししてもらおうと送ったところ、なんとクランクピンがだめで再生不能とのこと。幸い新品のクランクシャフトが買えたので新品に交換して腰下を組みます。クランク回してみるとそれはそれは気持ちよく回ります。うーん快感。 特注したシリンダーを3ヶ月待ってようやく届いて組み込んで走り出したら急に後輪がロックしてエンジンが止まりました。焼きついたかと思ってシリンダー外してみたところ、どうもオイルラインが詰まっていてクランクベアリングが死んだみたい。これ普通気がつかないよね。2ストだし。という訳でエンジン全バラして作業のやり直し。 |
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整備記録 |