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YAMAHA V-max 1997年モデル 2003年11月〜2004年11月


忍者と並ぶ名車中の名車V-maxです。いつかは乗ろうとずっと思い続けていましたが、新車は排ガス規制でパワーが落ちてるし、なんと言ってもつや消し黒が気に入らなくて控えてました。V-maxが輝いていたのは93年以降のフロントフォークが太くなった後の黒を基調にしていたあたりかなあと思っておりますが、馴染みのバイク屋さんに丁度良い中古が入庫しまして、値段もお得意様価格にしてくれたこともあり、これも何かの縁だと思って購入に至りました。

V-max初期型のデビューは1985年で、デビュー当時は最大出力145馬力・トルク12kgと、それはもう常識を大きく覆すような凶暴そのものといったバイクで世界中のバイク乗りを魅了したものです。まあ1969年にデビューした伝説のモンスター、世界最強のCB750fourですら、67馬力でトルクも6.1kgでしたので、その性能がバイク界に与えた影響がいかに凄まじいものであったかが御想像いただけるかと思います。

乗ってみると、不思議な魅力のある実に気持ちの良いバイクでした。基本設計は古いし、重いし、動力性能も最新モデルに比べると飛びぬけて良い訳でもありませんが、バイクとしての魅力は全く衰えていないどころか、没個性の現代にあっては、かえって魅力が高まっているような感じです。最高出力140馬力の暴力パワーも普通に走るぶんには十分以上で、Vブーストが効き始める6000回転から上は異次元の加速感で、まさに「一瞬で景色が後ろに吹き飛ぶ」という感じです(実際は大して速くないんですが、体感加速がそんな感じ)。完成されたデザインも秀逸で、アメリカンの本場の米国でハーレーと真っ向勝負ができるテイストを持っているのはV-maxだけだと言われ、伝説の名車としてバイク界に君臨し続ける理由が解ったような気がしています。それからV-maxに乗ると強くてワルい男になったような気になるのも事実で、不思議なバイクです。 この子は2004年には北海道にも行きましたし(下の写真は稚内の大地と朝陽)、 別冊モーターサイクリストの座談会にも参加させてもらった思い出のバイクとなりました。





カスタムコーナー

ニーグリッププレートを装着

ブレーキを高性能な物に交換



水冷4ストDOHC4バルブV型四気筒、最大出力140馬力、最大トルク12kg、乾燥重量263kg、初期型の発売は1985年、1997年モデルの新車価格は逆輸入車のため不明(今買うと100万円くらい)