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Harley Davidson VRSCA V-ROD 2003年 ハーレー100周年記念モデル 2003年2月〜2005年1月


2台目のハーレーは、ハーレー初の水冷DOHC4バルブ、かつあのポルシェと共同開発をしたというとんでもないエンジンを搭載したV-RODです。小学生の頃から憧れ続けて30も半ばになってようやく手にしたソフティルが最初のハーレーでしたが、実際に乗ってみると今ひとつ嬉しくありませんでした。バイクに乗るのがこんなに好きなのに。ハーレークラブのツーリングにも参加して見ましたが休んでばっかりでちっとも走らないし。それでもソフティルは6年所有しましたが、結局ロングツーリングは他のバイクになってしまって距離も7500kmくらいしか伸びませんでした。

やっぱりバイクはエンジンだと思っていたところに水冷DOHC4バルブ、レッドゾーンは9000回転、115馬力もあって、時速200kmなんかあっと言う間、体感加速はあのV-max以上というろくでもないバイクがハーレーから発表されました。試乗会で乗ったときはアクセルウイリーするんじゃないかと思ったほどで、びっくり。あの時はデザインが奇抜過ぎてちょっと買う気はなかったのですが、V-maxが欲しくなったがこれ以上台数は増やせないと悩んでいた時に「これを買えばハーレーとV-maxを両方買うのと同じだ!」と突然思いつきました。馴染みのハーレー屋さんにソフティルの下取りを査定してもらったところ、予想を遥かに上回る値段が提示され、買い替えを決めました。それにしてもハーレーはセカンダリーが崩れない。さすがハーレー。

最初ばポジションが合わなくて往生しましたが、僕の体と好みに合わせた特注シートやハンドル、プレインのアルミ削り出しステップのおかげでポジションもばっちりとなりました。エンジンは8000km過ぎたあたりから、滑らかになってとても良い感じでした。この子はとても目立つ上に台数が少ない(いかにもハーレーという感じじゃないからだと思います)ので、どこにいってもとても注目の的で、ちょっと恥ずかしいですが、嬉しくもありといったところです。確かにこの子に乗っている時が一番いろいろな人に話しかけられます。不満もいろいろありましたが、一番はタンクが小さかったことでしょうか。あの排気量で14.38リットルじゃあねえ。

水冷4ストDOHC4バルブV型2気筒、最大出力115馬力、最大トルク10kg、乾燥重量285kg、初期型の発売は2002年、2003年モデルの新車価格は234万8000円



カスタムコーナー

ハンドル・ライト周りを大幅変更

ステップをミッドコントロールに

フロントホイールを交換

シート自分に合わせてモディファイ

ウインドシールドとキャリアを装着