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Made in Occupied Japan 平成17年1月1日

昭和20年8月15日に敗戦を迎えた日本は、同27年に講和条約が発効されるまでアメリカの完全な占領下にありました。奇跡的に復興の途上にあった日本は、カメラ等の生産、輸出を開始しました。占領下で生産され、輸出される全ての製品にはMade in Occupied Japanの刻印、またはラベルを貼ることが義務付けられました。

ここに紹介するスプリングカメラはその時代に生産されたものでSemi Leotaxです。ファインダーの裏側にその刻印がある珍しいものです.7年もの間、完全にアメリカの 占領下にあった日本が世界第二の経済大国になり得たプロセスを真摯に考え、来るべき大波に備えるべきだと思います。