ビンテージ編9 Ricoh社 Ricohflex | 平成17年6月 |
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![]() ![]() その翌年、同社は「世界のカメラ名機50選」という特集を行っており、その中で「各自が推薦した世界の名機15機種」、「 各自が推薦した日本の名機5機種」という項目があり、著名な方々が「これこそ日本製カメラの名機だ」と推薦しています。勿論、戦前戦後に跨って選択されています。 トップは矢張りニコンFでした。そして今回取り上げたリコーフレックスは4人の方に選ばれておりました。 |
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![]() ![]() 右上写真は最も評価されたZS型で、の写真で解る様に、ピント合わせレンズと、撮影用レンズが、カメラの前面でギヤーによって連動する大胆な発明が採用されました。 ピント合わせはファインダーを覗きながら、前のギヤーを直接回します。2眼レフでは画期的なことでした。この機構の採用により製造単価の大幅な切り下げに成功しました。のようにピント合わせのルーペには大きなレンズが採用され、非常に使いやくなりました。 |
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![]() ![]() 余分なものは一切省き、機能丸出しのこのカメラは昭和25年にV型(写真右)が発売されましたが、以降のモデルに比べると極めてシンプルなデザインになておりました。発売当初から大人気で行列が出来たり、プレミヤムがついたりしました。 私も知り合いのカメラ店に特別に頼んで早速購入しました。確かW型で8300円でした。撮影レンズは、3群3枚構成のリコーアナスチグマットですが Tessarに負けないような解像度には驚嘆しました。 |
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![]() 左の写真は約53年前にリコーレフで写したもので前方の山は 夏の根子岳です。下は親友の増永 精一さんと一緒に撮った古い 写真です。手前は若き日の「つー爺」で、52年前です。 ![]() |