Honda Gyro Canopy 2006?年モデル | 2014年07月〜2014年12月 |
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![]() このバイクは仕事で使われることがほとんどなので、中古で買うのは相当心配だったのですが、ジャイロ系を専門にあつかっているショップの出品で、エンジンや駆動系もOHしてあるとのこと。最高速も65kmだそうで、65キロ出れば通勤にも耐えられそうだし。 ところが、・・・・ どうも在庫がないのに出品だけして、落札されてから中古を仕入れて売るという商売だったらしく、たぶん騙されました。振込み依頼だけはすぐに来たのですが、振り込んでからはいくら連絡しても反応なし。詐欺にあったのかと思って法的な手続きの準備に入ることを通告したところ、ようやく反応があり、配達日が何度も延長になった末、とりあえず物がデリバリーされました。 届いたものは商品説明に記載されていたものとは随分違いました。走り出してみるとともかく遅く、特に30キロ以上は殆ど加速しない状態で、怖くて一般道は走れず。坂道だと20キロくらいしか出ず。最高速は50キロくらい。これじゃTodayより遅いじゃないの。MT-09から乗り換えるとそれはそれは情けない。ただ、シートが張り替えてあったり、クランクケースは掃除したあとが見られたりするので全く何もしてない訳でもなさそうでした。いずれにしても自分で直さざるを得なくなりましたが、まあ全額だまし取られるよりはマシなのであきらめて作業に入ります。なお「騙された」というのはあくまでこちらの印象で、もしかすると単にルーズなだけの取引相手で、こちらをだましたりするつもりは無かったのかも知れませんが、ヤフオクは知らない人との取引なので、こまめに連絡するなど、少なくとも先方の不信感をあおらないように注意するべきだったとは思います。 また、エンジンパワーの割に重量が重いジャイロキャノピーの場合は明らかに重くなるワイドタイヤを外見上の理由だけで装着するのは如何なものかと思います。ああいうタイヤはパワーが余ってしまってホイルスピンしてしまうような場合に使うのもなのではないかと思っております。というわけでヤフオクで中古のホールを買って、スペーサーをつかってホイールは元に戻しました。重量を計ってみたらワイドタイヤの方が圧倒的に重かった。駆動部分の重量には(特にパワーがない場合)十分注意したいものです。 という訳でまともに通勤できるようにカスタム(?)を始めます。ブログをいろいろみてもジャイロキャノピーは車重が重いので速くするのが大変という意見が多く、悩みながらも作業開始。 まず、エキパイをヤフオクで買った太エキパイ(8000円)にして、マフラーはKN企画の触媒の入ってないもの(14000円)に交換。うるさくなっただけで速くならず。 キャブをディオの規制前の新品(14000円くらい)に交換してみましたが、あまり変化なし。 このあたりからモトリペアさんのパーツを組込み始めます。参考youtubeの動画があまりにすごかったので。 マロッシの68ccを組込み。それでもあまり早くならずがっかり。 次にウオタニのイグニッションコイル。それでも変わらず。 やはり駆動系だろうということでモトリペアさんおすすめの駆動系セット(マロッシのプーリー使うやつ)に交換しましたが、それでもいまひとつ。 必殺PE24パイキャブにマニホールドキットも交換。それでも効果はあまりなし。 こうなったらリバイブスポーツのマフラー(4万円)に交換。ここまでやってもあまり効果がでません。 金額的にも相当な額(モトリペア系で11万円くらい))をつぎ込んでいますが、ここまでやっても効果がないとさすがに凹みます。 ここでウエイトローラーを換えれば良いのではないかと思い、9gから7gに交換してみたところ、突然爆発的に速くなり、超ドンガメだったのが、軽自動車くらいならぶっちぎれるようになり、一般道を通勤で使うには全くストレスがなくなりました。最高速は焼きつくのが怖くて試してませんが、メーターで75kmくらいはすぐに出るようになりました。 スクーターはオートマなのでセッティングが本当に重要だということを実感。とりあえず十分な効果が出たことが解り一安心。 ここまでくればあとは細かいセッティングだけなので楽しく調整したいと思っております。とりあえずエンジンの回転数が知りたいので電気式タコメーターでもつけてみよう。 追記 針式のタコメーターにしようかとも思いましたが、デジタルの方が設置が楽なので、デイトナの電池タイプをつけたところ、8000回転くらいが一番パワーが出ていることが解りました。そしてパワーバンドよりも低いところでシフトしていることが判明。発進時だけ一時的に8500回転くらいまで上がるのですが、そのあたりでは、なかなか良い加速をします。また発進時のクラッチが速くつながってしまうため、出だしがもたつく症状も。マロッシの68はレッドゾーンはどれくらいなんだろう・・・。 というわけでウエイトローラーを6.5gにして、クラッチスプリングをKN企画の赤いものに交換。バネの太さを計ったら、装着されていたのが、1.8mmに対して2.1mmでした。 交換して走りだしてみると、クラッチがつながるのが6000回転にくらいになって、むきになって走っている残念な人という感じでおじさんとしては恥ずかしいですが、かなり鋭くなりました。 シフトのタイミングも丁度良い感じで巡航状態から加速するときのストレスも殆どなくなりました。問題は排気音でかなりうるさい。一応大人の社会人なのでこれはなんとかしたいところ。 なお、こうなったらCDIも換えてしまおうと思い、モトリペアさん推薦のデイトナのCDIに交換したところ効果てきめんで、中低速のトルクが明らかに上がりました。プラグを確認したところ、真っ白でいかにも薄い感じでしたので、MJをとりあえず8番上げて128番に。 友人から250の素晴らしく程度の良い屋根付きのスクーターを譲っていただくことになったことから手放すことになり、ジャイロを何台ももっている企業オーナーさんの元へ嫁いで行きました。小排気量の重いスクーターを速くするのが楽じゃないということを学んだバイクとなりました。 |
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![]() F1マシンのエンジンみたいな感じがしないでもなく、結構気にいっています。 |
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出品されていた時に商品説明に書いてあったカスタム内容 Fブリジストン・レーシングバトラックス (これは中古品でしたし、ひび割れてたし、リヤ用だし、サイズも合ってなかったのでジャイロ用の新品に交換) R10インチ極太ワイドアルミ・タイヤ (これは上記の理由で交換。またスペーサーなしのワイドタイヤのため、ホイールの設計に無理があると思う) 社外軽量ウエイトローラー (開けてみたらすり減ってました) 加工ハイスピードプーリー 社外エアクリ 大径メインジェット ロングリーチプラグ (これの効果については意味不明。圧縮率を高める効果はあるみたいですが) 排気ポート拡大加工シリンダー (開けてみたらこれはしてありました) クランクシャフト1/100ミリ芯出し 分岐切除加工エキパイ 新品部品 ピストンリング ピストンニードルベアリング ピストンピン クランクベアリング クランクシール シリンダーベースガスケット×2 ヘッドガスケット スパークプラグ ドライブベルト デファレンシャルオイル |
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整備記録 |