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2006 東日本チャレンジカップ選手権シリーズ 第8戦 予選 平成18年10月22日


いよいよ予選が始まりました。 撮影隊も各々の持ち場に付きます。今回は幸男パパさんが第一ヘアピン。ここはコーナー進入前左バンク中を左から、コーナーリング中を正面から、コーナーリング中を右側から、そして立ち上がりを後ろからというなかなかの撮影スポットです。

といっても一瞬で走り去り、かつ焦点距離もバラバラの被写体を全て綺麗に撮影するのは至難の業であります。幸男パパさんは脚立も持参で準備万端!


幸男パパさんの撮影ポイントからみるヘアピンコーナー。(写真:幸男パパさん)


コーナー進入前。見事な流し撮り。(写真:幸男パパさん)


正面からのショット(写真:幸男パパさん)


コーナーリング中を右側から。この写真、プロよりうまいと思います。ホントに。(写真:幸男パパさん)


立ち上がりを後ろから(写真:幸男パパさん)


管理人は撮り慣れたMCコーナーへ。ここは進入前のバンクを右側から、コーナーリング中を右側から、立ち上がりを後ろから、そしてマシンが第二ヘアピンを通っている間に移動してバックストレッチの最高速手前の絵が(上手く行けば)撮れるというスポットです。



【左】進入前のバンクを右側から撮影したもの。     【右】コーナーリング中を右側から撮影したもの。



【左】立ち上がりを後ろからコーナー撮影したもの     【右】バックストレッチの最高速手前の絵。



まりぞーさんはスタート前の喧騒やピットの様子などをお願いすることにしました。




幸男パパさんと管理人は移動があるためあとはまりぞーさんにお任せして一足先に持ち場に移動しました。カメラを構えるとほどなくして爆音と共にマシンが現れます。水曜日の転倒がひどかったため、フレームやスイングアームが歪んでいるのではないか、マシンのセットアップは大丈夫かなとハラハラしながら見守ったのでした。





予選開始。ヘアピンを駆け抜ける若ちゃん。この写真は幸男パパさんの撮影ですが、なんとトリミングなしでこのピントの合い具合と流し撮りの素晴らしさはまさに芸術的。バイクの前と後ろですらピントがずれるという状況においての針の穴を通すようなテクニックです。





アナウンスに耳を傾けるとなんと若ちゃんがトップ!なんとあの大転倒から三日しか経っていないのに、ベストラップを叩き出しました。凄い。 さてこのまま逃げ切れるか。がんばれ若ちゃん。でも無理しないでね。





カウリングのカラーリングがそっくりですが、このチームからの借り物?(写真:幸男パパさん)






(写真:幸男パパさん)



まさにテール・ツー・ノーズという感じ。それにしても写真がうまいです。(写真:幸男パパさん)



第二戦では川原さんを追いすぎて失敗したことがあるだけに無理をしないで欲しいと思っていたら流石に若ちゃんはきっちり我慢の走りです。チャンピオンを取るために今しなければいけないことを完璧に理解して、湧き上がる闘争心を抑えます。



ところで気になるのはチャンピオンを争っているトリック☆スター&マックスの中島大輔選手ですが、タイムはどうなんだろうと思っていたところになんと白煙を吐いて僕の目の前のMCコーナーでストップ!

他の人のトラブルを喜ぶのは不謹慎なのですが、ポイントが16点差ある今回は正直喜びました(中島選手ごめんなさい)。かつあの煙はエンジン内部のトラブルではないかと思われるため、短時間では修理は難しいかも・・・、でも決勝まで四時間以上あるので、直せるのか・・・・





幸男パパさんの見守るヘアピンコーナーでも転倒発生。無理するなと言われても無理しないと勝てないのがレースの宿命。限界ぎりぎりの挑戦が続きます。


(写真:幸男パパさん)


そして64番もMCコーナーで転倒。いずれも百戦錬磨のライダー達。レースが熾烈であることを物語っています。 19番のマシンにメカニックが駆け寄ります。一分も早く直し始めたいところでしょうか、今予選中のため、全てのマシンが終わるまでは移動させることができません。






(写真:幸男パパさん)



予選を抑えて堅実に走った若ちゃんは余裕をもって堂々の2位。あとは決勝レースを残すのみ。(写真:幸男パパさん)



(写真:幸男パパさん)




予選を終えて最後の一周を流す若ちゃん。お疲れ様でした。


予選といえば、JSB1000クラスで面白いアナウンスがありました。「おーっと、現在トップの○○がなんと58秒台!これまでは59秒台でしたので、58秒台が出たということは・・・・・、えーっと・・・・・、相当なスピードで走っていたことになります。」

実況担当も興奮していたのかも知れません・・・。






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