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而今、開運、獺祭、王禄

酒呑でいただいたお酒です。いずれも美味しかった。最近は大吟醸が美味しいとは限らないことが解ってきました。お酒は奥が深いですね。

ちなみにソムリエ(?)の金岡さんは若いのに大変造詣が深く、人柄も良い感じでした。

愛と情熱の日本酒

日本酒についての本です。読んでみて思いましたが、この本は単なるお酒の本ではなく、日本酒を通して、日本酒を造る人達の生き様について書かれた物語です。山同氏の人間やお酒に対する深い愛情が十分に感じられ、読み応えのある一冊と言えましょう。また、作者の食べ物に対する深い造詣により、各々のお酒をより美味しく楽しむための料理についても言及されており、酒好きにはたまらない内容となっています。脚注も親切で解りやすく、推薦の100本や酒販店に関するデータも大変充実しており、手放せない一冊となりました。

右はこの本を知るきっかけとなった夢心酒造さんの「奈良萬」です。これは純米がお勧め。


越乃寒梅と飛露喜

越乃寒梅は澤村さんというお店からいただきました。ちょっと甘い感じですが、こくのある美味しさ。

飛露喜は酒呑で飲んだのですが、十四代のような感じのとても美味しいお酒でした。




わせだ夏目坂と「なまいき」

ちょっと飲む機会があった「わせだ夏目坂」というお酒です。うーん、珍しいだけの普通のお酒という感じ。


「なまいき」は飲んでから時間が経っているので憶えてません。すいません。会社のお友達からのいただきものです。



「竜馬がゆく」を読んでいたら、尊皇攘夷思想の遊説で土佐までやってきた水戸藩士の住谷寅之介と飲むくだりが出てきて、そこで司牡丹が登場しました。僕は司牡丹の雫酒が大好きなのですが、なんだか急に龍馬が飲み友達になったような気がしました。単純であります。

雅ひめと玉乃光

左は久しぶりに飲んだ雅ひめ。初めて飲んでから二年くらい経ちます。あれからいろいろと良いお酒を飲みましたが、さすがに良いお酒で美味しい。ちょっと甘いかな。

右は京都の玉乃光です。有名ですね。これもとても良いお酒なんですが、個人的にはちょっと苦手かな。ちなみにこれはJALに乗ると出てきます。飛行機の中で飲むと美味しいんですけどね。

泡盛

折角沖縄に行ったので夕飯のお供に泡盛を飲んでみました。銘柄は幻の銘酒、泡波です。飲んで見るとすっきりと洗練された味でした。ちなみにつまみで食べた豆腐ようが最高に美味しかったです。もう一度食べたい。

最近のお気に入り

日本酒の勉強を始めてからというもの、日本各地で結構な種類をいただきましたが、最近気に入ったのがこの吟凛というお酒です。なんとコンビニに売っているお酒で、勿論値段も安いんですが、相当気に入っています。贔屓にしようと思いますです。素人の好みなんてこんなものなのかも知れませんね。本人としては安くて美味しいし、手軽に入手できるので何だか得した気分です。自分の舌で見つけたという喜びみたいなものもございます。

早いもので前回アップしてから一年以上経ってしましました。

この一年で勿論沢山日本酒をいただきましたが、アップするのは久しぶりです。すいません。今回飲んでみたのは真澄の荒走り生原酒というやつです。値段は四合で1500円。飲んでみると酸っぱくてちょっと炭酸飲料みたいな感じ。うーん、良さが解らない。素人は駄目ですなあ。

2003年8月21日 会社の国債先物研究会で四谷の「おかげさん」に行ってみました。

T君一推しの幻の飲み屋さんに社内の先物研究会のメンバー(の一部)でお邪魔しまして、楽しいひと時を過ごしました。料理も、勿論お酒も素晴らしく、かつ安くて、噂どおりのお店でした。まずは、ウッチーの一言コメント。 「塩おにぎりと、少し酸味のきいたきゅうりの漬物はシンプルながらも絶品でした!」 以下T君のコメントです。

すんごくいい酒がいろいろ呑めて最高です。全ての銘柄が高レベルでしたが、杉勇の十年古酒(H4産)に出会えたのは非常に幸運でした。めったに出会えませんから。杉勇は山形の家族経営の小さな蔵で、その古酒が残っていて(しかもH13まで蔵にあって二年間酒屋で貯蔵)、それを自分がいただけるなんて申し訳ないぐらいです。しかも貯蔵状態がずぅっと冷蔵保存だったとのことで熟成結果のクォリティが振り切れてましたね(普通に良いとされる酒の古酒と飲み比べればわかりますよ!正直私は古酒はあんまり好きじゃないのです)。あーなんて贅沢。バチが当たるかも。もちろん普通の(つまり0〜1年もの)杉勇も激ウマイので機会があったら試してくださいね。杉勇のファンクラブがあるくらいですから。古酒でない普通の酒部門の昨日のMyナンバーワンはやはりこの時期一番の出来栄えの鳳凰美田(山田錦100%の50%)でした。あの香りがたまらんです。これもほとんど手に入らない銘柄であることを付け加えておきましょう。

2003年8月11日 再び会社のT君からお寄せいただきました

7日 東光はお休み
・今年の東光(山形の小島総本店という蔵の酒のブランド名)は辛い! 四谷の居酒屋「おかげさん」のご主人神崎さんも言っていたので、 私だけがこう言っているのではないと思います。 やや甘めの「しぼりたて」も、スタンダードな「日本響」もビリビリ来ます。 爽やかバージョンの「レツ」(二水に列)なんか呑んだらどうなることやら...。 その電撃の向こう側にしっかりと昨年感じていた旨みはあるのですが、 どうも去年のようには行かない。で、いつも酒を買いに行く「之吟」 さんのご主人仲舘さんに、「冬まで東光しぼりたては買うのやめとこうと 思うんす」とか言ったら、「でもあとうちに10本もないよ」とのこと。 なるほど、冬になったところで玉がなくなっているリスクがあるなー。 蔵にもほとんど在庫がないようなので、今買って家の冷蔵庫で熟成を 試すかどうかだなー。とあれこれ考え結局無難に「日本響」を買ったのは先々週。 しかしやっぱり辛い。先週の木曜日家でじっくり飲むことができたのだが、 1.5合で翌日ちと二日酔い。うーむ。しばし東光ブランドや止めとこう!と ココロに決めたのでした。

8日
某超有名懐石料理屋の板前が独立して作った六本木の料理屋に彼女と 行ってきました。さすが料理への気合はすばらしかったです。例えば 鱧(ハモ)ってこんなに美味いんだーと感動しました(普段高級な日本食を 食べつけていないのでここらへんは私自身素人の反応)。 が、酒が外したなーと。最初の「花美蔵」(だっけな?)が私の趣味とは正反対。 さらっとしすぎて、米のくさみが口の奥に残る感じ。これがイイという人はいるの だろうけどセレクション失敗。でご主人に相談して「鮎正宗」という酒を。まぁこれはイケる 感じでしたが、普段呑んでいるシリーズに比べればね....。ま、個人の趣味ですから。 やけくそで次に頼んだのが「○川」。あ、お店の名前ですね。うーむ、これも呑 んだ気がしない無個性な酒でしたなー。何も感じない。 ということでこの店、料理以外はぜーんぶNG。カウンターだったせいもあって 照明がしろっぽくて明るすぎるし、内装とかもNGNG。他にもいろいろNGなところ がいっぱいあったのですが、書いているときりがないのでやめます。

9日
台風なので一日中家で引きこもりごっこしてました。 酒はえーと、正義櫻・櫂1合と日本響0.5合かな? 正義櫻、最高ですよ!今一番のオススメ(他にもあるのですがビン で手に入らない)のひとつ。

10日
3時半に起きて外房勝浦周辺の部原というマイナーでマニアックなポイントで 朝6時から9時までの3時間波乗り(BB)してきました。自宅には昼に帰り、 うだうだしながら昼下がりに酒を!こんな暑いときは少々電撃系でいいやっ てことで日本響1.5合を飲み、近くのホームセンターに自転車で買い物(飲酒運転)。 夕飯は毎度のごとく「質素」に和風サラダ(巨大)、やまといも(長芋ではないです) +オクラ+なめこを合わせてしょうゆをちびりくわえたつまみ。わかめの味噌汁と 玄米(100%)飯。あとは納豆と梅干です。 酒は先日の鳳凰美田山田錦1.5合っす。この香りがたまんないっす。
今週末時点の在庫状況:櫂、美田、響ともに4〜5合づつぐらいかな? これでとりあえず今週は乗り切れるなー。週末はまた買いに行くか!

2003年8月8日 今度は会社のTさんからお寄せいただきました力作です

第一章 出会い〜十四代〜

「鈴傳」「十四代」の出会いの前にこの人の存在はかかせないという人物を紹介します。「十四代」といえばNさん!という知るひとぞ知る港区の官庁街のど真ん中にある、T支店設立当初からいらっしゃる、口数は少ないけど年次問わず営業マンのほとんどがかなり慕う事となる庶務社員さんがおり、毎回オゴってくれるけど、決してオゴることのない魅力的な方がいました。

かれこれ10年位前になるのでしょうか、転勤発表の日に全員ホールに集まって歓談するのですが、当時本当になかなか手に入らなかった「本丸」をなみなみと注いで頂き、大変おいしく頂いたのがきっかけでした。

第二章 「十四代」千里を走る

私の祖父は口数が少なく、でもとても思いやりがあって紳士なそして3度の飯の如く、日本酒を欠かさない人物。そんな祖父が東京にきた時に、なにかいい店ないかな、とNさんに聞いたところ四谷に「鈴傳」酒屋があり、地下室に蔵がある。ここだけの話だけどNさんの名前だせば手に入らない「十四代」も行く時期にもよるけど数本なら入手してくれるとのこと。もちろん、祖父も大喜び、かつT支店から全国へ巣立っていった営業マンも転勤先のその土地、その土地で「十四代」の名を広めて行きました。直接四谷店に電話すると残念なことに非常に対応が悪いので、Nさんにお願いして確実にGETできるようにして頂いてから私はパシリ係でよく、(特に研修部のKさん、宇都宮のIさん等々の為に)四谷へ足を運びました。日ごろのご恩返しを込めて(笑)

第三章 一期一会

営業って、おもしろい。人との出会い以外に、いい品にめぐり合えた喜びを感じられたのが「十四代 蘭引」(日本のコニャックと言われるらしい、米の焼酎)値段は量の割には高いかもしれないけど、たまたま行った日にめったに手に入らないと代物が店頭に並んでおり、確か11本しかなかったうちの3本GET。度数も決して低くはないけど、気がついたらロックで1本簡単に開けてました。もう2本は大変お世話になり(今もお世話になってる)価値観のとても合う上司にプレゼントしました。あれ以来、出会ってない「蘭引」・・・・。

第四章 今なら始末書?!

外交から支店に戻るルートの1つに「鈴傳」がある。外交は結構遅くまで行ってたりしてたので支店近辺のお客さん、Nさんは既に「鈴傳」に夜の出勤タイムに突入。暖簾で顔が見えないはずだし、通り過ぎるのも一瞬なハズなのに ほぼはずれなく「Tちゃーん(私)」と呼ばれ、顔出すハメに・・・・。 顔出したら「まだ業務中なので!」と心を鬼にしても 断りきれず、そのうちにマーちゃん(店員のおばちゃん)が頼んでもいない十四代をコップに なみなみ注いでくれ飲むことに・・・・。男の前では損だけど、こういう場合は顔に出ないタイプで幸せ。(時には総務課長も、次席も、課長も私と同伴して、店先で、つかまったフリをしてよろこんで飲んでいた(きゃっ)上司も共犯&承認。とてもいい関係だー)

そして普段まじめに飛び込み外交しても受付でお断りされるような大きな財団の担当者の方にも、思わぬところで意図も簡単に名刺交換でき、「Kちゃん(下の名前)」呼ばわりの仲になり、その後 いかにも仲のいいふりをして飛び込みに行ったり、T支店界隈の財団は横のつながりもあるので既得意を紹介してもらったり、2度も3度もおいしいところでもありました(^^)地域密着外交

第五章 時代

人生において何かを創めたり、立ち上げたりする人はそれに乗っかった人に比べ物にならない位、努力や苦労をされ、それがあって喜びや感謝が生まれて、人間が集まってくる。

創めるだけでなく、継続し続けて行くことも これまた大変なことだと思う。

これだけお酒の種類が豊富で、女性の社会進出も当然のようで、売れっ子の銘柄をかかえて、順風満帆まではいいけど、人として感謝の気持ちを忘れ、欲をだしてコストをあげ、昔からの毎日足しげく通ってくれる常連客へのご恩も薄らぎ、「そういえ> ばアノ人、最近こなくなったわ」と思った時には皆、別の店へ黙って行ってたり。

それがわかったのは、先日有名クレジットアナリストのTさんとさわやか系けど酒を語らせたら、コッテリ系のT君と「鈴傳」に久々楽しみにして行った翌日。

そういえば、(元)社長も顔だしてたけど、世代交代し、愛娘に店を譲っていたのだそう。

久々お店に足を運び「客層が変わったな」と思ったけど、行った時間も遅かったせいかと思ってた。久々のアノ店の雰囲気と昔からの従業員のまーちゃんや元社長が忘れずにいてくれてたのが嬉しくて、翌日 Nさんはじめ、昔の飲み仲間(上司)に連絡しあったところ、娘に代わってからむなしくも「鈴傳」を支えてきてくれてた固定客の足が遠のいて しばらくたってるらしい。親心で意見や提案をしてくれてた常連客の意見も聞かず、客よりコストコストで突っ走ってしまってるとの噂。(実はもう一軒、お酒のおいしいとこがある。)

・・・・・なんとも言い切れず、いろんな思いもありますが、日々の自分たちにも通じていえるところがあると、再確認させてもらった経験でした。

(※)機会があれば続く・・・・            一旦 完

2003年8月4日 会社のT君からお寄せいただきました

昨日は「鳳凰美田」(栃木)のスペシャルバージョン(山田錦100%精米55%)を入手でき(元々石高がほとんどない蔵(なんせタンクが10本ないです)なので貴重です)まして、ちょっぴり(1合弱)呑みました。新酒の頃の美田は渋みがあったのですが、熟成が進み、渋みがとれて美田特有の香りが立ち上りいい感じでした。土曜日は土曜日で山県の杉勇の中取り生原酒のビンに一合ぐらい残っていたので飲み干しました。こくがあるのにわずかに辛みがあるので全体としてすっきりしていて夏呑むには良い風味を持っています。この杉勇の無濾過生原酒は冬頃になると最高ですよ。辛みが薄まりとろっとした感じで室温でもイケます。

ちなみに金曜日は友人の仕事友達のだんなが馬場にバー を開き、ひとりで切り盛りしているというので冷やかしにいったら結構繁盛(満席でぎりぎり座れた)していていい雰囲気でした。ベルギービールタイプのカナダのビール(FIN DE MONDE)とベルギーのトラピスト・ウェストフレーテレン(マスター直々ベルギーに行って購入&お持ち帰りのビン)をいただきました。デュベルDuvelを上回るほどではなかったですが、どちらもレベルの高い(FIN DE MONDEは某鑑評会の金賞受賞)パフォーマンスを見せていました。あ、でも今日は禁酒しよ。

2003年7月26日 夢造り 純米吟醸 土田本店 群馬県

バンド仲間のジャックさんからいただたお酒です。この土田本店という酒造さんはジャックさんの御親戚が経営していらっしゃるそうです。

2003年6月7日 富美菊 大吟醸 富美菊酒造 富山県

金賞受賞だし、四合で3800円もするのでさぞかし美味しいだろうと思い、飲んでみました。うーん、味が濃くていまいちかも。やっぱり僕には酒の味が解らないのかなあ。飲み屋さんで飲むと美味しいと思うんですけどね。自宅だとどうもだめだ。

2003年5月8日 早瀬浦に関するT君のコメントです

先日京都に出張した折に、福井の早瀬浦を頂きました。早瀬浦は250〜300石程度の小さな酒蔵(三宅彦右衛門酒造有限会社)ですが、熱心な杜氏さんが造るお酒はお米の旨さに満ちた極めて飲み口の良いものです。管理人さんは純米吟醸酒をとても気に入ったようでした。個人的には吟醸に限らず純米酒や特別純米酒も大好きです。関東の居酒屋ではあまり見かけない銘柄ですが、物流の関係からか京都では比較的メジャーなようでした。(2003/5/7)

2003年4月20日 赤磐雄町に関するT君のコメントです

管理人さんにお供した出張先で、赤磐雄町に遭遇。大吟醸酒を頂きました。自分の酒記を見返すと、2001年9月に純米大吟醸酒を初めて飲み、すっきり上品な風味と評価しております。久しぶりでも昔の驚きがすぐに思い返されるほど、おいしさが印象的なお酒です。敢えて文章にしてみると、上立香が強いわけではありませんが、舌のうえでは上品な香りがたつ感じ、でしょうか。肴などなくても、どんどんお酒が進みます。もちろん頂いたお料理も大変おいしく、とても幸せな夕餉となりました。昔、雄町は山田錦を凌ぐ名米と言われたそうですが、栽培方法が難しくやがて廃れていきました。熱心な酒造家さんの努力によって岡山県赤磐郡で復活し、この近郊で獲れる雄町米は尊敬の念をこめて「赤磐雄町」と呼ばれるそうです。酒一筋の利守酒造さんにも取引銀行との物語があったそうですが、そのお話は管理人さんにお任せしようと思います。(2003/4/17)

2003年4月17日

赤磐雄町の本場で限定版の赤磐雄町を飲む機会があった。いつ飲んでも美味しい。お酒も美味しかったが、今回びっくりしたのはご一緒させていただいたKさんの肝臓です。ガンマGTP(だっけ?)の値がなんと200以上!多いときは300を越えるとのこと。それでもお酒をやめる気配もありません。どうもKさんには健康の秘訣があるらしい・・・。

2003年4月12日

今日はT君が静岡の酒蔵まで行ってわざわざ送ってくださった磯自慢をいただきました。山田錦の純米吟醸の生酒です。生酒ということでちょっと甘酒のようなテイストが残りますが、さすがにT君 厳選の一品だけあって素晴らしい味です。T君 のチョイスには本当にハズレが無いです。問題は一升瓶しかないことで、生酒なので早く飲まないといけないことです。仕方ない、毎日飲むことにしよう。

2003年4月7日

今日は十四代の種類が豊富な「じゃぽん亭」で中取りと愛山をいただきました。相変わらず美味しい。それ以外は、出羽桜(山形)の純米吟醸 (T君 注:ここの大吟醸「雪漫々」は、非常においしいお酒です)と、 開運(静岡)の純米吟醸(T君 注:杜氏 波瀬正吉さんは、能登流の四天王といわれる有名な方で、純米大吟醸「波瀬正吉」というお酒があります。開運は、個人的に好きな酒造です)をいただきました。どれも美味しゅうございました。

2003年4月6日 今回もT君の寄稿です。

日本酒は純米に限る、とよく言われます。日本酒は基本的に米と米麹が原料で、これのみによって造られたお酒には「純米」の名が冠されます。でも、世の中には純米でないお酒が沢山あります。それらのお酒には、醸造用アルコール(やその他のもの)が添加されています。いわゆる「アル添」です。醸造用アルコールには原料として米以外のものが使用されたり、モロミの発酵を途中で止める場合があるため、アル添されたお酒を好まない人がいます。特に「通」の方々に多いようです。でも、アル添にも理由があるそうです。果物のような香りがする爽やかな日本酒がありますが、香りの正体は酢酸イソアミル(バナナの芳香)やカプロン酸エチル(リンゴの芳香)といった芳香成分なのだそうです。これらの成分はモロミを搾ったときに粕の方に残りやすいのですが、同時にアルコールに溶けやすい性質があるため、この香りをお酒に含ませるためにアル添する場合があります。自分は、お酒の「通」でもなんでもなく、コクのある純米酒も香りの高い吟醸酒も大好きです。美味しければうれしいので、特にこだわりなく頂きます。吟醸酒はもとより、本醸造酒も良かったものがあれば、感想を綴りたいと思っています。

2003年4月6日

今日はT君 が静岡県の青島酒造から直接買って送ってくれた。名品、純米大吟醸の「雅ひめ」です。飲んでみるとさすがはT君 推薦のお酒だけあって素晴らしい飲み心地で、洗練されたいい味でした。個人的には十四代にも劣らないのではないかと思います。うーん、日本にはいいお酒が沢山あるなあ。

2003年3月31日 T君の寄稿です。

管理人さんの隣の席で、毎日エクセルと格闘しているモノです。はじめまして。日本酒に関することなら何でも書いてヨシとのお言葉に甘え、飲んだお酒のことなど思うままに綴りたいと思います。ということで、初回の銘柄は「花の舞」。静岡県浜北市、花の舞酒造のお酒です。新静岡駅前の「吉野蕎麦」というお店でとってもおいしい蕎麦を食べ、そのとき初めて試しました。ここで「まろやか」とか味の表現をしてしまうと、今後ボキャブラリの無さに苦しむことになるので書きませんが、柔らかな透き通ったお酒でした。家で飲みたいなと思い酒屋や百貨店を探し歩いたところ、閉店間際の松坂屋でついに発見。四合で\5,000近い高価なものでしたが、純米大吟醸をお土産にしてしまいました。このお酒(純米大吟醸)は、2002年のモンドセレクションで金賞受賞したそうです。モンドセレクションとは、1961年に創設された本部ベルギー・ブリュッセルの「食のノーベル賞」と言われるコンクール。残念ながら自分にはそんな価値は判断できませんが、とにかく透明感のあるおいしいお酒でした。

2003年3月22日

えー、このコーナーは40過ぎてから好きになった(といいますか自分ないりに味が解るようになってきた)地酒についての素人オジサンのコーナーです。取りあえず、最近飲んで美味しかったのは、司牡丹(雫酒ね)、十四代、磯自慢、赤磐雄町、東一、といったところです。ちなみに日本酒については周りに先生が多いのですが、今後はそういった人達にもこのコーナーに寄稿してもらおうかと思っております。