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2006 東日本チャレンジカップ選手権シリーズ 第8戦 決勝 平成18年10月22日


勝利の女神が若ちゃんに微笑んだ決勝レースが始まりました。

これでこのレースを無事に上位で走りきれば年間チャンピオンに手が届きます。

ここはひとつ手堅くいきたいところですが、レースはひとたび守りに入るとかえって転倒しやすいという面もありますし、筑波はなんといっても強豪ひしめくサーキット。転倒を恐れて安全運転などしていたら瞬く間に順位が落ちてしまうでしょう。

ということでここでしなければいけないことは、「絶対に転ばない、かつ14点以上取る(=最低でも3位)」という針の穴を通すようなレース展開をしなければならないのです。

やり切れるのか若ちゃん!頑張れ。


決勝レーススタート!


いいスタートを切ったのはゼッケン56番。この選手はこの観戦記にもしばしば登場する「バリバリ伝説」の主人公、巨摩郡が使っていたゼッケンと同じです。名前もグンと同じです。

ちなみにバリ伝は本当にバイク乗りには有名で、カワサキのエースライダーの中野真矢選手もバリ伝の影響で56番をつけてモトGPを走っています。





がんばったグンちゃんでしたが、彼の今の実力では若ちゃんの前を走れるのは半周程度。狙いすました74番が後ろから襲いかかります。



そしてその後ろには並いる強豪たち。







二周目をトップで現れたのは73番。グンちゃんは4位に後退。激しいtail to nose のバトルが続きます。



そして4週目についに川原選手が若ちゃんを従えてヘアピンの現れました。若松3位に後退。かつ、このあたりから73番との差が開き始めます。うーん。厳しくなってきた。

頑張れ若ちゃん!






でもここで川原さんと無理なバトルはしたくない。かつ3位も嬉しくない。じりじりしながらファインダーを覗いているとここで女神の声が・・・。

「川原選手にピットインのサインです!」

なんと川原選手はジャンプスタートとのこと。この激戦かつ20分しかないレースでピットインのペナルティーは致命的。




スタートの写真を良く見てみると確かに川原選手が一番先に飛び出しています。まりぞーさんの撮影した決定的瞬間です。

こうして川原選手も視界から消えて行きました・・・。若ちゃんは再び2位に浮上。レースは中盤へ。






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